病院・介護施設

病院・介護施設の省エネ・節電対策をご紹介いたします。

病院内のLED化で、消費電力を削減

病院
命を預かる現場、病院では、一般的なオフィスや店舗、テナントと比べ非常に多くの光熱費が必要となります。

安心、安全な医療を提供するためには、診察室や待合室、ナースステーションなどいずれの場所でも、照明を切らすことはできません。

だからこそ、病院で使用する照明を見直すことは、省エネ・節電に非常に大きな効果があります。

また、病院で使用している照明は直管形蛍光灯、ベースライト、ダウンライトが多く、これらの照明はLED照明が最も得意とするタイプなのです。

おすすめのLED照明設置場所

病院内で最も大きなスペースを占めるのは、廊下、待合室である場合がほとんどです。
この場所で使用されている照明をLEDに交換することは、非常に大きな節電効果があります。

また、ここで使用されている照明は、直管形蛍光灯が大半です。蛍光灯をLED照明に交換することで、色合いもすっきりとシャープになり、お待ちしている患者様のストレスの軽減にも繋がります。
診察室では、主にスクエアタイプのベースライトが使用されています。
診察室の照明で大切なことは、場所によって明暗の差がでないように、診察室内を幅広く照射することです。

このベースライトもLED照明が得意とする照明の一つです。また、色合いもシャープなLED照明は診察に向いています。
受付は、患者様が入って一番最初に目にする場所です。
そのため、穏やかな雰囲気を演出するダウンライトがよく用いられます。
ダウンライトライプのLED照明を使用することで、穏やかな雰囲気を演出することができるだけでなく、寿命が長いという特性を活かして、電球の交換で発生していた高所作業費を削減することもできます。

LED照明にはその他にも様々なメリットがあります

照明
・LED照明は、紫外線、赤外線をほとんど照射しないため、健康被害を防ぐことができます。

・寿命が長いという特性から、病院スタッフの照明交換の手間が減り、患者様への影響が軽減されます。

・熱をほとんど発しないので空調管理が楽になり、特に夏場では患者様への負担の軽減と空調費用の削減などに特に効果があります。

・紫外線をほとんど照射しないので、照明に虫が寄ってきません。非常に衛生的だと言えます。

空調による節電対策

・病棟、外来、診療部門(検査・手術室等)、厨房など場所に応じて適切な温度に変更する

・外来部門のナイトパージ

夜間や早朝の外気を取り入れ、館内の熱気を除去しましょう。低温の外気で館内を冷却することで、冷房の負荷を軽減されます。

・フィルターの清掃

汚れで目詰まりしたフィルターは圧力損失が大きく、エネルギーの無駄になっています。こまめに清掃し、綺麗な状態を保ちましょう。

一般動力、その他

・エレベータ、エスカレータの一部停止
エレベータやエスカレータが複数台使用している場合は、利用の少ない時間帯には稼働台数を減らしましょう。

・自動販売機の冷却停止時間の延長
自動販売機の管理者の協力のもと、冷却停止時間を延長しましょう。

・冷気、暖気の漏れ防止

扉を確実に閉めることで、冷気や暖気の漏れを少なくし、空調負荷の増加を防ぐことができます。